爪が割れるとテンションが下がりますよね。せっかくキレイにケアしていても割れてしまっては台無しに。
さらに、爪が割れると見た目うんぬん以前に、痛かったり、さらに割れないか心配になったりして慌ててしまうことも。
私も経験があるのですが、爪が割れるときというのは、なぜか他の爪も割れやすかったり。日常生活で衣類などに引っ掛けてさらに割れてしまったり。そうこうしている内に心もすさんできて、
「神様!この苦痛から解放してくれるなら、もう見た目の華やかさとか贅沢なことはいいません。治してください!」と、マイナスをゼロに戻すだけでいっぱいいっぱいになり、美容どころではなくなってきます。
ここでは、爪が割れたときに割れにくくする方法をご紹介します。
実は、同時期に父も爪が割れていて、治す方法はないかと探していました。年齢のせいか父の方が爪の割れ方は深刻でしたが、ケアの仕方を教えてあげたらとても喜んでくれました。
マニュキュアで補強はできるの?
爪が割れたときに透明なマニュキュアを塗るとなんだか補強できるような気がしませんか?
確かに、見た目はましになります。また、水仕事などで、爪が直接水にふれなくなるので多少はガードの効果を期待できるかもしれません。ただ、マニュキュアで実際に爪が割れにくくなるという話は聞いたことがありませんね。
立て続けに爪が割れて落ち込んでいた父も、最初はマニュキュアを試していましたが残念ながら全く改善しませんでした。指先がおしゃれになったのはとても良かったのですが……。
あとマニュキュアを落とすときに使う除光液。これは爪に与えるダメージが非常に大きく、爪が弱い人、割れやすい人には明らかにマイナスです。
以上から、爪が割れたときのマニュキュアは、たとえ塗っても気休め程度で、落とすときのダメージを考えたら、むしろ避けた方がよいのかもしれませんね。
爪が割れたときの対処法
爪が割れたときの対処法について解説します。
割れた爪を接着剤で応急処置する方法
爪が割れてしまうと、裂け目がさらに広がってしまうことがありますよね。これを防ぐために接着しておけば応急措置になります。
接着といっても普通の接着剤を使うわけではありません。付け爪を爪に接着するために使う専用の接着剤がおすすめです。もともと爪そのものを接着する用途ではないものの、爪に用いることを考慮して作られているのであまり抵抗を感じずに使用できます。
価格は非常に安く、「ネイルグルー」という名前で100円ショップでも販売されています。ただし、ちょっと野蛮な方法であることは断っておく必要があります。確かに爪は接着できますが、基本的に一度接着したら落とすことは難しいです。接着力が強力なため、無理に取ろうとすると爪が割れる心配があります。
この方法を採用するのは、これ以上裂けるわけにはいかないといった状況で、なおかつ他に手段がない場合の応急初期としてでしょう。
ネイルで割れた爪を補強する方法
ネイルを楽しんでいる女性は多いと思います。でもネイルを繰り返していると、爪にダメージが蓄積して割れやすくなった経験はありませんか?
周囲を見渡してみても、爪を痛めやすく、大好きなネイルを止めてしまったという人も少なからずいます。反対に、もともと爪が丈夫でネイルをしても全く割れない人もいます。爪の割れやすさは個人差が大きく、生まれつき爪が薄い人はネイルの負荷で割れやすくなるようです。
さて、ネイルについて、まるで爪が割れる原因かのような書き出しになってしまいましたが、言いたいことはその反対。爪を丈夫にしてくれるネイルがあるんですよ。グラスネイルって知っていますか?
グラスネイルには、
- 痛めやすい爪を保護しながらキレイに伸ばすのが目的
- 軽くて自然な付け心地。見た目もナチュラル。
- 薬剤を塗り、スプレーで固めて形を整えるだけで仕上げられる
- 弦を弾いて爪を酷使する多くのギタリストが愛用
- 月に1~2回メンテナンスすれば長持ちさせられる
といった特徴があります。
お値段は製品によってまちまちですが、2,000円台くらいから2~3万円のキットまで販売されているので、気になる人はチェックしてみてください。ネイルサロンならだいたい3,000円台から1~2万円くらいできれいに仕上げてくますよ。
一方、ジェルネイルはというと確かに補強の効果はあるものの、つけるときに自分の爪を削りますし、落とすときも専用の溶液が爪にダメージを与えてしまいます。爪が割れやすいときは控えた方がよいでしょう。
美容液で割れた爪を補修する方法
これまでご紹介した方法は、爪がこれ以上割れるのを防いだり、爪が成長して自然に回復するまでやり過ごしたり、といった消極的なアプローチでした。
次にご紹介するのは、爪のケアのために開発された美容液を用いる積極的なアプローチです。使用したのは、「ネイルリペアセラム」というアイテム。これで補修した父の爪は実際にかなり丈夫になりました。
最初は気乗りしなかった父も、
『ユンケルを出している会社のやつだよ』と言ったら、
『本当か…? それなら効きそうだ』と、使い始めました。すでにマニキュアを使っていたせいか、ちょっと慣れた手つきなのがおかしかったです。
ネイルリペアセラムを使うといのポイントは、
- 爪の表面に塗る
- 爪の周辺にも塗る
- 爪の根本の甘皮にも塗る
- 爪の裏側にも塗る
というように、割れたところでけでなく爪全体に塗ることが大切です。また、肌や髪と同じように、爪の修復は夜寝ている間に進みます。就寝前に塗ると効果的に補修できます。
爪が割れる原因は乾燥
爪が割れる原因で一番多いのは乾燥。爪が割れるときの状況を思い返すと、ささくれができていた、爪だけでなく指先や手全体も乾燥していた、ということはなかったでしょうか。
爪が乾燥すると、爪のタンパク質同士を接着している力が弱まって割れやすくなります。
先ほど、マニキュアを落とすときに使う除光剤(リムーバー)が爪にダメージを与えて、割れやすくすることにふれました。それは、除光剤に含まれるアセトンという成分が爪の中の必要な脂質まで取り除き、爪を乾燥しやすくするためです。
もうひとつ、加齢も爪の乾燥の大きな要因です。10代、20代のころというのは手や肌もあまり乾燥しませんでしたよね。そして、爪もそんなに割れなかったはずです。加齢とともに保水力を失っていくのは肌も髪も爪も同じ。30代、40代と年齢を重ねるほど乾燥しやすく、爪も割れやすくなるのです。私の父の爪がすごく割れやすくなってしまったのも年齢のせいなのでしょう。
年齢による変化については変えられない部分もありますが、正しいケアを続ければ改善できることもたくさんあります。爪にしっかりうるおいを与えて割れにくくすることは、しっかり取り組めば結果を出せる、とても有効な対策といえます。
縦割れ、横割れの違いとは?
爪が縦に割れるか、横に割れるかで違いはあるのでしょうか。爪切りの衝撃、除光剤のダメージ、爪の乾燥などによる爪割れであれば縦であろうと横であろうと違いを気にする必要はありません。ただ、中には爪の病気が隠れていることも。
爪が縦に割れる疾患に「爪甲縦裂症」があります。爪と皮膚の間にある甘皮(爪上皮)の異常、または爪の根本に腫瘍がある場合に発症します。こうした病的な爪割れは治療が必要です。爪の異常な縦割れが気になるときは皮膚科の受診を検討しましょう。
ネイルリペアセラムのお買い得情報
先ほど取り上げたネイルリペアセラムについて少し詳しく見てみましょう。ネイルリペアセラムは、爪の材料になるケラチンや、保湿成分のプロテオグリカンなどを配合した爪美容液です。
有効成分が割れた部分に浸透してしっかりと保湿。爪や爪周辺の皮膚が保水力を回復すると、爪は次第に丈夫になって割れにくくなります。
爪の健康と同じくらいか、女性であればそれ以上に気になるのが肌の健康ではないでしょうか。年齢を重ねるにつれて差が出やすいのが乾燥による毛穴の開きや肌のたるみです。オルビスユーは、30代をターゲットとした「肌を甘やかさない」細胞フィットネスという発想でつくられたスキンケア。肌が自ら潤う力をサポートし、気になる年齢肌の改善を目指します。30代がメインターゲットと聞くと、40代以降の人はちょっとためらってしまいますよね。実際のところ、オルビスユーは40代にも効果的なのでしょうか? オルビスユー 口コミで40代の評判は?